16歳未満の子供の扶養控除は受けられるか

大変なご心配をされていることと思います。 結論から言いますと、16歳未満のお子さんでも、税法上の扶養控除を受けることが可能です。 扶養控除とは、税金を計算するときに、扶養している家族がいることで少し税金を安くする制度です。この制度の中で、年齢に関わらず、本人が生活費などを提供している家族を扶養家族として申告できます。特に16歳未満のお子さんは、「16歳未満の扶養控除対象配偶者等」に該当するため、所得がない場合でも、親がそのお子さんを扶養していると申告することで、税金の控除を受けられます。 要するに、16歳未満のお子さんがいれば、親はその子を扶養していると申告して、税金を少しでも節約できるチャンスがあります。それによりお金をもらえるわけではありませんけれど、支払う税金が減るので、間接的に家計にはプラスになります。ポイントは、お子さんの年齢と所得に関わらず、実際に生活を支えているかどうかです。