駐輪場での損害賠償、拡大損失は請求可能？

大変ご心配でしょう。 損傷の拡大損失も原則として請求可能です。しかし、その損害が発生したことと、自転車を動かされたこととの間に因果関係を証明する必要があります。また、公的機関による損傷の証明がなくても、写真や目撃者の証言など他の証拠で損傷を証明できれば請求は可能です。 損傷の時間軸に関して具体的なルールはありませんが、証明できる証拠があれば、移動後数時間であっても請求は可能です。大切なのは、損傷が移動処理によって発生したことを示す具体的な証拠を集めることです。そのためには、損傷が見つかった直後に写真を撮る、目撃者がいればその証言を記録する、修理見積もりや修理後の領収書を保管するなどの対応が有効です。さらに、自転車の移動による損傷が起こった経緯や、損傷の状況を詳細に記録しておくことも重要です。こうした証拠をもとに、適切な請求ができるようになります。